レストア 錆 修理

スカイライン 2000GTR ハコスカ修理

レストア 錆 修理
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新着情報〜BPコーポレーションからの作業情報&トピックス

 

日産スカイライン(ハコスカ) SKYLINE2000GT-R
PGC10 レストア作業 そのA

 

[2017. 3.23]







 








前回の続きの作業から紹介したい復元の様子です。

テールランプ等の付属品を外すとやはりな!といった状態が顔を現します。























テールランプ廻りは特に酷い状態ですね。

ところで、トランクの奥に見える黒い大きな箱ですがこれは燃料タンクなんですよ。


このデカイ100リッターもある大型タンクがGTRの特徴でもありますが、大き過ぎて元々はそこそこ広いトランクルームではあるものの、かなり狭くなってしまっていますね。

このタンクを固定しているブラケットが実はかなり曲がっておりまして本来固定されているタンクの位置とは少し違うようなんですがこの辺りも今回修理をして見たいと思います。


























バックパネルはフロアを真ん中にしてアッパーとロアで別れている作りなんですが2枚共に切断し切り取ってしまいます。

この車両は過去にリヤ廻りの事故がありこのパネルは交換されていました。交換した際の溶接方法がミグ溶接だったせいと防錆処理が甘かった事もありフロアはかなり錆が進行しておりました。

錆が出ている箇所に溶接は出来ませんので基本的にサンディングで錆の除去が出来ない場合は新たにパネルを作り直す必要があります。























フロアの先端が真っ赤に錆びていますがここがバックパネル上下のサンドイッチになっていた箇所ですね。

一番作業効率がよくて正解な復元方法とは何なのか?昔はそんな事はあまり考えずにただ自己満足的な作業に没頭してた事がありました。それこそ修理代と費やす時間の関係も全く無視して何日もかけて作り一人で喜んでいたりして我ながらよく仕事として成り立ってたな…と振り返ると思ったりします。

確かに採算が合わない作業は商売としてはよろしくない訳なんですが最初は時間が掛かっていた作業も徐々に修正され時間も短縮しその結果、技術が身に付いたりするものです。

今でも正解な修理方法がなんなのかを説明しろと言われてもそもそも正解は1つではないだろうしわからないのですが昔、無駄に費やしていたと思っていたあの時間と作業は実は無駄ではなかったのだなとこういった作業をやると思います。

基本的には、新たに作ったパネルは強度がある程度あり錆が発生し難い溶接が出来ればOKでそれに伴い下地作りにおいてはパテ等が薄く付けられるような形作りが出来ていれば正解な部類に入るのかなと思います。


そうです。レストアとは自己満足の結晶なんですな。


書いていて思ったのですが僕が比較的自由に思った通りの我が侭な作業を当時できたのも一緒に仕事をしてくれた販売担当や長年付き合ってきた塗装屋がいたからだと思います。いやーオッサンになると反省する事や感謝する事が多くなりますねぇ。






























フロアの形状はちょっと複雑なのですが錆が酷く作り変える必要があります。ここは3枚の鉄板をしっかりと溶接しないと駄目だからですね。繰り返しになりますが錆が発生していると正確な溶接が出来ないのです。




































フロアはリヤフェンダーをカットしないと切り取りが出来ないので左右のリヤフェンダーをカット。

ここも錆が多いのでついでに切り張りしてしまおう。























サイドのインナーパネルをカット。




































フロアのプレスラインの再現は手作業ですと相当時間が掛かるのでこの箇所は精密板金加工屋さんと連携して作業を進めていきます。

僕が付き合っている加工屋さんのポテンシャルは相当高いです。

湾曲している箇所や複雑な形状でも無理な要望を聞いてもらっております。ちなみにウチのオリジナルパーツでもあるR32補強プレートもこの方の協力によるものです。























そもそもこの箇所は普段目にする所ではないのですがプレスの形状等を何パターンか製作してもらいベストなものをチョイスする。

細かい位置修正はどうしても手作業になるのですがよりオリジナルに近い状態になるように手を加えていきます。

ここだけの作業を見ても伝わると思いますが相当時間を費やしております。しかし形が決まってしまえば通常の交換作業とさほど変わりはないのです。





























パネル裏側も防錆をしっかりと!











溶接終了。拡大してご覧ください。

















サブフレームに固定する溶接位置もオリジナルとほぼ同位置。全く同じにしないのは一応理由があるんですが説明は割愛します。

錆に関しては今どのくらい進行しているのかを見極めるのが重要なんですが錆によっては一見酷そうでも削るとキレイに除去できる場合もあるのでこの辺りは修正するポイントごとに作業方法は考えないといけません。よく、大体この錆修理でいくら?と聞かれても見た目だけでは答えられない理由の1つでもありますね。その一方で表面は何ともなくても裏側は錆だらけという場合もあります。

レストアを行う車両ではそういった箇所は無数にありすべてを修理するのは難しい訳なんで錆の進行を止めたりまたは遅らせるといった事も考えていかないとなりません。























サイドインナーも切り張り。

なんて楽しい作業なんでしょうか!出来るならば山奥に工場を作り朝から晩まで作業をしていたいですね(笑


またまた昔の話ですが、まだ僕が親方に仕えていた時は朝から晩まで作業が出来ました。それこそお客さんとの会話もないですし電話に出ることもない。保険会社との話はフロントマンが行いますので休憩時間を除く全てが作業の時間に当てられました。

しかし、今はといいますと、接客、見積もり、作業、そして事務関係まですべてやってますからね。

作業も1台2台ではないのでいかに効率よく動くかが重要になっていたりする訳です。

誤解がないように言いますが特に不満がある訳ではないです。

補佐をしてくれる優秀なスタッフもいるんでみんなに支えられて毎日、お客様のお車を修理する事が出来ております。


















右リヤフェンダーインナー完成











左リヤフェンダーインナーもご覧の通り。





次回の作業紹介ではハコスカの続きの作業と一緒に、大変多くお問い合わせを頂いている32GTRのサイドシル補強や錆修理なんかも久々に紹介したいと思います。
























もはや定番の作業となったサイドシル。錆の箇所もみんな一緒ですね。























窓枠の錆に注目。過去にリヤフェンダーを変えている車両に多い不具合です。




















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