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[2014.5.28 ]
BCNR33GTR サイドフレーム交換 事故は直進対右折での右折側。相手車両はバイクだったのだが、相当な衝撃だったらしくフレーム、フードレッジ共に修理は不可能でしたね。 これだけのダメージが車にあったという事はバイク側も同じな訳ですが本当に不幸中の幸いでバイクの方は命には別状はなかったとの事…
エンジンを降ろさないでフレーム修正をおこないコアサポートのみ新品にして前廻りの修理を完成させているショップもあるようですがエンジンメンバ固定付近でフレームの損傷が大きい場合、交換が望ましいと思います。 ASSY交換しなくとも外側のメンバープレートを切り取りメンバー本体を叩ける状態にしての修正方法もアリですが錆や腐食が多いパネルであればASSY交換してしまった方が後々のトラブルは少ないかと思われます。 下の写真がサイドメンバの部品構成図ですが赤色のパネル5品が一体で供給されている物がASSYといわれるものですね。
フロントサイドメンバの構成図。
R32の部品も相当高額になってきましたがR33GTRも負けてないです。 フードレッジASSY 36.400円×2 サイドフレームASSY 39.600円×2 ラジエターコアサポート 42.700円 その他レインホースやステーなど 13.000円×2くらい… なんと今回の修理ではエンジンメンバを除く骨格部品のみで230.000円オーバーである… 次回は補強や錆対策、オーナー(ウチの整備担当だが…)の希望する加工などの様子を紹介したいと思います。
さて最近、密かなブームがおきていると言われている?ランタボのレストア作業の続編です。 作業が進むに連れて… あーあそこも気になる。 えーこっちも錆びてるじゃん! ここまでやったら、そこもやっちゃうか! と多くのレストア経験がある人なら思う事な訳ですが行きつく所はエンジン脱着なのだ。 エンジンが在るがゆえに見えてるけど手が届かなかったり作業の妨げになるので結局、妥協しないと降ろしちゃう。 この車両は部品取りからフードレッジを移植する為にエンジンを降ろしましたがエンジンがないとやはり作業性は抜群に良いです。
事故を起こしての修理とは違うのですが交換作業に伴い車体計測を行い溶接作業に入ります。
エンジンがないとフレームの錆がよく見えるのでフレームの錆取りが始まります。 そして錆を取っていくとエンジンハーネスやら細かい部品が邪魔になるんでドンドン脱着して行くと最終的にはエンジンルームにビス1本もない状態になってしまうのであーる。
レストア作業自体まず何度も行う事はないと思う作業ですので余裕があるならここまでバラしてやりたい所。 ボディがこの状態になりますと防錆処理(シーリング、アンダーコート)などの作業性も大変良いです。
ふと工場を見渡すと… ランタボ2台にミゼットとロードスター(加工改造オールペン)といったマニアックな車たちに囲まれて作業をしてたりします。