レストア 錆 修理

A175/ランサーターボ(レストア)前廻り骨格完成/防錆、防振、防音処理について/BCNR33フレーム交換

レストア 錆 修理
レストア 錆 修理

 

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新着情報〜BPコーポレーションからの納車情報&トピックス

 

A175/ランサーターボ(レストア)前廻り骨格完成/防錆、防振、防音処理について/BCNR33フレーム交換

 

[2014.5.28 ]




 

 


R33GTR フレーム交換

 


BCNR33GTR サイドフレーム交換

事故は直進対右折での右折側。相手車両はバイクだったのだが、相当な衝撃だったらしくフレーム、フードレッジ共に修理は不可能でしたね。

これだけのダメージが車にあったという事はバイク側も同じな訳ですが本当に不幸中の幸いでバイクの方は命には別状はなかったとの事…







  R33GTR フレーム交換
 

エンジンを降ろさないでフレーム修正をおこないコアサポートのみ新品にして前廻りの修理を完成させているショップもあるようですがエンジンメンバ固定付近でフレームの損傷が大きい場合、交換が望ましいと思います。

ASSY交換しなくとも外側のメンバープレートを切り取りメンバー本体を叩ける状態にしての修正方法もアリですが錆や腐食が多いパネルであればASSY交換してしまった方が後々のトラブルは少ないかと思われます。

下の写真がサイドメンバの部品構成図ですが赤色のパネル5品が一体で供給されている物がASSYといわれるものですね。










 

R33GTR フレーム交換
フロントサイドメンバの構成図。









  R33GTR フレーム交換
 

R32の部品も相当高額になってきましたがR33GTRも負けてないです。
フードレッジASSY 36.400円×2

サイドフレームASSY 39.600円×2

ラジエターコアサポート 42.700円

その他レインホースやステーなど 13.000円×2くらい…

なんと今回の修理ではエンジンメンバを除く骨格部品のみで230.000円オーバーである…

次回は補強や錆対策、オーナー(ウチの整備担当だが…)の希望する加工などの様子を紹介したいと思います。








  レストア 錆 修理
 

さて最近、密かなブームがおきていると言われている?ランタボのレストア作業の続編です。

作業が進むに連れて…

あーあそこも気になる。

えーこっちも錆びてるじゃん!

ここまでやったら、そこもやっちゃうか!

と多くのレストア経験がある人なら思う事な訳ですが行きつく所はエンジン脱着なのだ。

エンジンが在るがゆえに見えてるけど手が届かなかったり作業の妨げになるので結局、妥協しないと降ろしちゃう。

この車両は部品取りからフードレッジを移植する為にエンジンを降ろしましたがエンジンがないとやはり作業性は抜群に良いです。








 

ランタボ レストア 錆 修理

 

事故を起こしての修理とは違うのですが交換作業に伴い車体計測を行い溶接作業に入ります









 

レストア 錆 修理


 

エンジンがないとフレームの錆がよく見えるのでフレームの錆取りが始まります。

そして錆を取っていくとエンジンハーネスやら細かい部品が邪魔になるんでドンドン脱着して行くと最終的にはエンジンルームにビス1本もない状態になってしまうのであーる。







 


レストア 錆 修理


 

レストア作業自体まず何度も行う事はないと思う作業ですので余裕があるならここまでバラしてやりたい所。

ボディがこの状態になりますと防錆処理(シーリング、アンダーコート)などの作業性も大変良いです。









 




 

ふと工場を見渡すと…

ランタボ2台にミゼットとロードスター(加工改造オールペン)といったマニアックな車たちに囲まれて作業をしてたりします。








 

レストア 錆 修理






 

レストア 錆 修理







  レストア 錆 修理








  レストア 錆 修理







  レストア 錆 修理
ちなみにスポットの数は純正に比べるとはるかに多く打ってます。






  防振、防錆、防音に優れた
BPコーポレーションのアンダーコーティング

シーリング 防振 防錆 防音




  こちらの作業はシーリング材の吹き付け作業。

シーリングといいますとパネルとパネルの隙間に入れるイメージがある方も多いかと思いますがシーリング材そのものを特殊な機材で写真のように粒状に吹き付ける事が可能となります。

これにより非常に弾力性に優れたシーリング材が満遍なくパネル裏側に付着して防錆、防振、防音に優れた塗膜を作るのです。







 
シーリング 防錆 防振 防音「
  この作業は多くの自動車のホイールハウスやフロアなどに有効だと思います。修理などに関係なく防振や防音を強化したいのならオススメする作業でもあります。

この状態を見て新車の状態と異なると思う方もいらっしゃると思いますが効果や効能を重視するならば仕方がない事です。

通常の新車のような感じでのアンダーコートの吹きつけももちろん作業可能です。








 
シーリング 防錆 防振 
  シーリング吹き付けの後に黒の塗装を行いますので違和感はないかと思います。

興味がある方是非お問い合わせくださいませ!







 
レストア 錆 修理 剥離
  続いてこちらは車内側のアンダーコート。

こちらのタイプは吹き付ける訳ではなく5ミリほどの厚みのシートを熱で溶かしパネルの形状に合わせて密着させていくタイプになります。







  レストア 錆 修理 剥離







  レストア 錆 修理 
  ラゲージマットを引いたりインパネが装着されたりしますと全く見えない箇所ではありますが見えない部分でもしっかりと仕上げます。


塗装は2色を使い分け、古いシーリングは可能な限り除去。
今回オーナーを長年にわたり悩ましていた車内への雨漏れはこの古い劣化したシーリングが原因の一つでした。








  BPコーポレーションの防錆処理

レストア 防錆 
  そしてこれは導入したばかりですが防錆剤を吹き付けるスプレーガン。

ノズルの先端は360度に吹きつけ出来るように拡散式になってます。

これにより防錆剤が的確に内部に行渡り今まで浸透が難しかった袋状のパネル
内部全体に塗布が可能です。







  レストア 防錆 修理
  こういったロッカーパネルやサイドフレーム交換の作業に特に威力を発揮するガンですが修理の時のみならず予防といった意味では新車時から塗布しておくのも効果的であると思います。

冬場、雪道での走行が多い車両や海の近くの車両などは錆びやすいので特にオススメしたい作業です。

いくら外側をメンテナンスしても内側からの錆には勝てません。あちこちから発生する錆を見て嫌な思いをされた方も多いのではないでしょうか?

この防錆処理だけを行いたい方もお気軽にお問い合わせくださいね。








 







 
  次回はいよいよ全塗装の様子かも!
お楽しみに。