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痛風なんかに負けないぞ!!車輌販売担当の山さんブログ

 

 


ワンオフマフラー加工でオリジナルのマフラーを作ろう!のページ作ってます。

 

 


FRp製品/FRPバンパーなどの加工やボディオールペンなど




BNR32スカイライン専用
ジャッキアップポイントの補強部品









 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FRP、エアロ加工、スムージングの作業事例



えーここから読んだ方もおられるかと思いますので…

ご存知の方も多いとは思いますがFRP製品のバンパーやエアロパーツは修理や加工が可能です。

写真のようなフェンダーとバンパーを固定する複雑な形状の箇所が破損した場合、破片をお持ちであれば比較的楽に修理が可能ですので欠片があるのであれば捨てない方がいいですね。

欠片があるのと、なくて無から作るのだと作業の手間がかなり変わるので注意が必要です。つまり作業料金に差が出てしまいます。

ただ最近は安いエアロパーツもありますのでモノによっては新しく買ったほうが安い場合もあります。







 

今日紹介するのはFRPの加工の中でもよくある作業、スムージングですね。お客様のご希望はナンバープレートが付くポケットをフラットにしたいとの事。

なんだ!そんなの簡単じゃん。パテで埋めちゃえばいいんだよ。と思われる方もいるとは思いますが、それではセンスがありません。

しかもパテは意外と重量がありますのでバンパーそのものが重くなってしまいます。







まずは不要なポケットを切り取っていきます。







切り取るとこんな感じ。この穴をファイバー(FRP)を使いフラットに埋めていきます。作業ポイントはFRPでギリギリまで形を整えパテは少量。いかに作業時間を短くするかですね。

ただし平らにする訳ではありませんので曲線をいかに作るのか…そこも大きなポイントです。







曲線を作る場合の加工方法はいろいろありますが、この場合、僕はワイヤーを利用します。ワイヤーを使った加工はいろいろ作れて非常に面白いです。エアロバンパー等を横に広げる作業にも活躍しますので、またの機会に紹介したいと思います。







 

曲線でも真直ぐの面というのは少なく、必ず丸みがあります。うまくワイヤーでRを作らなければなりませんね。

ここの型の作り方が非常に重要でパテの量に影響してきます。特に念入りに作業を進めます…








ファイバーを貼り加熱する。








 

乾燥後ワイヤーを取り除くとこうなります。

曲線がうまく再現されてるのがわかると思います。

かなりフラットですのでパテの量も当然少量で済みます。

強度もファイバーシート3枚で貼りあわせていますので

全然問題ありません。







 

サフェーを入れるとラインがよくわかります。

今回は穴を埋めスムージングをしましたが逆のパターンでポケットを作ることも出来ますしポケットの位置を変えたりといった加工もできます。

つまり自由自在ですね。











 

 

色が入り完成するとこうなります。

このセリカは他にも色々手を加え全塗装まで

行ないました。今回紹介した作業も通常の鈑金と同じく

ギリギリまで下地であるFRPで形を整えパテは極力薄く付けて仕上げました。

ただし、もし適当にFRPを貼り付け大量のパテで形を作ったとしても塗装してしまえば、悔しい事にパッと見はわかりません。

知っているのは作業者のみ…

ウチではこういった普段目にしない箇所も手を抜くことなく作業をしてその工程をオーナーに出来る限り確認してもらっております。

エアロ加工や修理の相談はお気軽にメールください。



※写真は引越しをする前のウチの工場です。