レストア 錆 修理

レクサスRX270、逆輸入S2000納車、甦れランタボ!左ピラーレストア、アウディリヤフェンダー修理など

レストア 錆 修理
レストア 錆 修理

 

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新着情報〜BPコーポレーションからの納車情報&トピックス

 

レクサスRX270、逆輸入S2000納車、甦れランタボ!
左ピラーレストア、アウディリヤフェンダー修理など

 

[2011. 2.15]




 

 


レクサス RX270バージョンS納車








 


2010年モデル レクサス RX270バージョンS納車になりました。

このお客様は今回で3台目の弊社でのご購入であります。


社外エアロバンパー装着で後期ルックにチェンジ!モールなどは後期純正を利用してます。
フォグ廻りのデザインが結構しゃれてますね。


埼玉県 K様ご購入ありがとうございました!

  レクサス RX270バージョンS納車








 

USホンダ S2000 納車

 

2004年モデル USホンダ S2000 納車になりました。このお車はアメリカから輸入したものですが外装は大変程度が悪いものでした。

悪いというと聞こえが悪いですが大きな損傷がある訳ではなく全体的に補修が必要という意味です。

このS2000でいえば外装は細かいキズや改造加工のやり直し、ホイールの剥離塗装、ガラスは飛び石が多く取替えなどなど仕上げには時間を要しました。

今回はお客様の希望により社外エアロバンパー前後交換&マフラー左右出しに伴い出口付近の製作加工なども作業させて頂きました。


大分県 H様 大変お待たせしました。ご購入ありがとうございました!








 

USホンダ S2000 納車









 

アウディの右リヤフェンダーの鈑金修理

 

さて今回の話題はこちらから。

アウディの右リヤフェンダーの鈑金修理など紹介したいと思います。


通常であれば鈑金で対応しない場合が多いと思われる損傷ではありますがオーナーさんの強ーいご希望により叩くことになりました。

こちらでも当初は交換をオススメしましたケースです。



ちなみに今回から試しになんですが画像を大きくしてみました。画像をクリックしますと更にデカくなりますので是非大きくしてご覧くださいませ。











 

アウディの右リヤフェンダーの鈑金修理







 

まずは脱着作業から。

バンパーやテールランプはもちろんですがシートや車内トリムや電装部品なども全て外します。


前回裏側から手が入らない場合の修正方法を簡単に説明しましたが今回のような損傷はワッシャー溶着による引き出しは基本的に難しいものがありますので裏側からしっかり叩き出し、その後あて板とハンマーで慣らしていきたいと思います。







  アウディの右リヤフェンダーの鈑金修理
ディーラーで交換とか言われたりすると燃えてきます。







 

粗だし中…

 

アウディの右リヤフェンダーの鈑金修理







 

叩くこと丸1日近く…


ちなみに右利きのオイラはこういった箇所の損傷は比較的作業しやすい

それはハンマーが右手だからですね。

これが左側だったりするとすごい不自然な体勢で臨むことになったりします。

 

アウディの右リヤフェンダーの鈑金修理






 

納得がいく所まで叩けたのならそこで終了。

ポイントは鉄板表面はもちろんですがテールランプとの隙間やバンパーとの隙間が左右見比べて均等なのか?など。


パテは極力薄くつけたいのでエッジ(角)もしっかりと叩きます。

 

アウディの右リヤフェンダーの鈑金修理





 

交換と修正の違いはといいますと…

単純に修理料金。

部品代がなくなりますので当然交換に比べると安くなる場合があります。またリヤフェンダー交換の場合ガラスの脱着が絡む場合も多いのでこの辺りも費用に影響がでますね。

そんで大事なのが、

自動車公正取引協議会の規定によるとリヤフェンダー交換は修復歴と見なされないと書かれておりますが実際交換となりますと(ビスで固定されている場合を除く)ほとんどの車両が溶接による接合が必ず必要になる訳です。


古いパネルを切断して新しいパネルを溶接。

交換したとしても、その工場の機材や技術力によっては見栄えや仕上がり(後々の錆の発生など)は大きく差が出る場合もありますので一概にリヤフェンダー交換=修復歴なしと考えるのは少し違う気もします。

もし
可能であれば交換は避けて修理で対応した方が良い場合もあるってことですね


 

アウディの右リヤフェンダーの鈑金修理






 

ディーラーの見積もりでもし交換となった場合でも今回のように修理で対応できる事もあります。

今回の大雪の影響でカーポートが潰されルーフの交換なんて車も結構あったと思いますが…ここの交換は間違いなく修復歴になるので慎重に考えたいところですね。








 


ランタボ レストア 錆 修理







 

さてさて。

毎回お送りしてるランタボの修理状況です。


今回修理する箇所は左ピラー下側とフロアパネルですね。

マニアの方には面白く、また全くの素人の方には復元がどのように進むのかがよくわかると思います。









 

レストア 錆 フロア ランタボ






 

今回修理する怪しい怪しいフロアパネル。

嫌な感じがします。


フロアの上にはアンダーコートやマットが敷かれており通常は目にする所ではありませんが長年の雨漏れによる腐食とは…

 

ランタボ レストア 錆 修理 フロア






 

ランタボ レストア 錆 修理 フロア







  ランタボ レストア 錆 修理 フロア









  どうやらかなり昔に修理した痕のようです。当時もおそらくかなりの錆があったと推測されますが錆を切り取りして鉄板を溶接するといった簡易的な補修。

その錆取りが不十分だったのか雨漏れの原因となる部分の修理が不完全だったのか、修理後も錆は広がりこのような状態になってしまったと思われます。
  ランタボ レストア 錆 修理






  このピラーの下側からフロア、サイドシルにかけてのパネルは何枚ものパネルで構成されてますので1枚1枚再度接合する事を考えながら切り取っていきます。
  ランタボ レストア 錆 修理 フロア







  切断
  ランタボ レストア 錆 修理 フロア








  幸い今回の修復には部品取り車という強い味方がいるのですが近い年式ですのでやっぱり錆びてる(笑

それでもうまく部品取りと現車を組み合わせ、切り張りしながら製作したいと思います。
  ランタボ レストア 錆 修理 フロア






  ランタボ レストア 錆 修理 フロア
  ランタボ レストア 錆 修理 フロア



  パネルを剥がす際の溶接部分の穴も…
  ランタボ レストア 錆 修理 フロア






  埋めていく。
  ランタボ レストア 錆 修理 フロア








  ランタボ レストア 錆 修理 フロア







  こうして出来上がった各パネル達。

さてここからが楽しい復元の時間ですね。



まずはフロアから溶接。
  ランタボ レストア 錆 修理 フロア
  ランタボ レストア 錆 修理 フロア







  キャビンの立ち上がりのパネル。

フロアと一緒にスポット溶接。これが2パネル目

  ランタボ レストア 錆 修理 フロア
  シルパネルインナーの溶接で3パネル目。ここのパネルはフロアとシルパネルアウターとの3枚同時に接合する。写真にはないけど上記で製作したフロアのブラケットは1〜3パネル目の裏側に溶接。これが4パネル目。







  ランタボ レストア 錆 修理 フロア スポット
  溶接は半自動溶接機MIGとスポット溶接機を使い分けます。基本的に挟める所は全てスポット溶接機を使用。
  レストア 錆 修理 サイドシル ランタボ
  インナーピラー下側も切り張りしたのでここで5パネル目。

インナーの仕上がり。今後錆が出ないように錆止めと塗装をしっかりと施工する。写真で茶色く見えるのは通電する塗料、スポットシーラーといってスポット溶接する中のパネルに塗布するものです。
  ランタボ レストア 錆 修理 サイドシル
  アウタパネルを溶接してこれで一先ず形になりました。

これで6パネル目
  ランタボ レストア 錆 修理
  ランタボ レストア 錆 修理
  工場の隅で一人でネチコチ作ってますので他のスタッフも、最初はどうだったとか、あんまり知らないんじゃないかと思ったりします。


これを見たみんなの方が知ってるかも(笑)
  ランタボ レストア 錆 修理
  最初の状態はこんなんでしたからね。
  ランタボ レストア 錆 修理
  これで左のフロントピラー下側からフロアが終了。

はたして右側はどーなってるのか!


気になる所です…頼むから生きていてくれぃ


次回もまた作業実例を紹介していきたいと思います。

お楽しみに!