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痛風なんかに負けないぞ!!車輌販売担当の山さんブログ
この角度ですぐ車種がわかる君をこう呼ぼう!マニアと… またもや久々の更新です。 サボっていた訳ではないですよ。大変嬉しい事に沢山の仕事を頂いておりまして日々作業に没頭してる毎日だったりします。
そんな訳で今回からボチボチ紹介しようと思っているのがこのランタボの加工の様子などです。 沢山、頼まれている加工があるのですがまずはボンネットに付けるダクトから作業は進みます。
そんなに古い車な訳ではないのだか何故かシロクロ写真だったりする。 これはお預かりしてる当時の参考資料の写真なんだけど、このボンネットに埋め込まれているダクトがオーナーの希望する理想な形です。 ちなみにダクトからのフレッシュなエアーはちょうどタービンの所に当る感じ。
ボンネット裏側の様子。ちょーど加工する所の裏骨が邪魔なので一部カット。 カットしたモノは捨てないでまた後で貼り付けます。
あらかじめ用意しておいたダクトの角度を変えたりーの加工をしたらボンネットと合体させます。
表側はこんな感じ。フードとの段差はほとんどないので当然パテの量も少なくすみます。 こういったダクトなどの加工はFRPだけでなくアルミや鉄などにも加工取付可能ですので要望があれば作ります。
大体、写真の通りに出来たと思います。しっかり塗装しての完成はまだ少し先になりますがまた紹介したいと思います。
続いてオーバーフェンダー製作の様子。 どうです?カッコイイでしょ? オーナーの希望でフェンダー部分は取り外し可能タイプでバンパーは一体化させるという製作加工。 もちろんこれをベースにフェンダーと一体化させる事も出来ます。 フェンダーの縁は純正のようなラインを出しているのでバンパーから繋がっているラインに違和感はありません。
タイヤサイズ205/50/15、8.5J!のホイールがすっぽり納まる仕様。 フロントオーバーフェンダーのサイズは54ミリ。
フェンダーのラインとオーバーフェンダーの部分に注目! フェンダーに合わせて形を整えているのでフィッティングは最高に良いです。 合わせるといっても削ったりするのではないですよ。前回の記事でも紹介してますが近年は材料がかなーり素晴らしいモノになっていますので画期的な方法でスマートに加工が可能です。 そんで強度は最高に良いです。 この方法で作っていくと左右の誤差はかなりないですね。
前回の続きです。 今日はリヤフェンダーの作業が少し進みましたのでその内容などを紹介します。
さて、ベースとなるリヤフェンダーはこういった形にしてみました。 ちょっとこの写真だと小さいので拡大して見てくださいね。
ホイールハウス内は次回紹介しますがフェンダーの耳はかなーり薄く作りました。 薄くすると同時にステレスの丸棒をエッジに溶接し各部に補強を入れながら形を整えましたのでノーマルのフェンダーに比べると遥かに剛性は高いです。
4ドアのフェンダー制作でよくネックになるのがタイヤが沈み込みフェンダーはカットして逃げれるのだけどドア下のクリアランスがなくタイヤが干渉するといった厄介事。 今回もそのパターンでしたのでドアもフェンダーに合わせてカットしてあります。 切りすぎますとウェザストリップの取り付けができませんので全体のバランスが大事です。 作業に入る前に、実際にタイヤが沈み込んだ状態を作り、よく確認しないと後で泣くことになったりします(笑)
リヤフェンダーが決まったら今度はオーバーフェンダー本体の制作ですね。 前に紹介したR34スカイランのオーバーフェンダーと同様フェンダーの耳にオーバーフェンダーが乗っかる仕組み。
ここもまた極力薄く作らないと今度はドアと干渉しますので結構難易度は高いです。 尚且つドアにもオバフェンのドア側が取り付けされますので各部品の形と隙間に注意しながら左右対象になるように作業を進めます。 脱着式のオバフェンはとにかく時間がかかりますし誤魔化しなどは一切効きませんので非常に大変ですが出来てくるとプラモデルみたいで面白いですね。
大体形が決まった脱着式オーバーフェンダー。 大体というのはオリジナルのサイドステップの制作をオーナーが考えてるからです。 ドアに付けるフェンダーも写真では薄く見えますが肉厚を増やしガッチリした感触の部品になっています。
そんで車体に取り付けますとこのような状態になります。 現物は写真よりかなり迫力がありますよ。 塗装が終了しましたらまた細かくご紹介しようと思いますが反響があるならオーナーに量産の話をしてみようかな…なんて考えていたりします。
当初は他のランタボのオーナーの意見を聞きながらドアを開けた際にタイヤは見えるが大きく切り込みを入れて沈み込んだタイヤを逃がす方法も考えましたが砂などの巻き込みを考えますとやはり薄くともフェンダーはあった方が良いのでは?と思います。
このランタボの次もランタボが入庫する予定です。 実は左側はまだ途中なのでこれから一人で燃えます( ̄◇ ̄;) えーと次回はインナーフェンダーの加工の様子と各部スポット増しなど紹介しようかなと考えてます。
最初の、打ち合わせの時も感じたのですが こっちの気持ちと言うか、多分こうだろうな?を考え形にしてくれる所が お任せして、良かったと思います。車体剛性は、全体的に上がっていますよ。 最初に乗った時、剛性が向上したインパクトが、凄く強かった事を思い出します。 フロントまわりを実感したのは、ジムカーナで高速からのターン時でした 以前よりも剛性が上がり、安定感があります。 乗り出した頃は、峠野郎で毎週末には、 グリップ走行、峠の空いてきた頃、ドリフトを満喫していました。 遠征にも、よく出かけました。 妻子が出来、峠通いも無くなり、車両は温存していましたが この車の出番は、無くなりました。 5年程前に、偶然清里の駐車場で、ジムカーナをしているカークラブと知り合い クラブの主催している、年1回のジムカーナに、参加している次第で有ります。 ドリフトよりは、急発進、急停止、急旋回が数多くあり、体にかかるGも大きいので ボディーに掛る負担も、相当大きいと思いますが リアドアとフェンダーが、接触する事は無いと思うのですが・・・・ 心配の程、有難う御座います。 ボディーで不都合が出た時には、相談したいと思います。 オーナーの車に対する思い入れというものは、言葉が少なくても車両をみればわかるものです。 この車両を初めて見た時に感じた印象です。 エンジン、ボディ、各パーツがオーナーと一体化しようとしてるようなそんな感じです。 長いこと鈑金屋をやっていますとこういった車にたまに巡り合います。 そういった車やオーナーと接する事は大変緊張しますね。 変な意味ではないですよ。 そういった車のボディに手を加えるという事はその車の歴史に深く踏み込むという事ですからね。 なんとしてもやり遂げなければいけない訳です。 山梨県のY様 大変長らくお待たせしてしまいスミマセンでした。 今後とも末永い車とのお付き合いをサポートさせて頂けましたら幸いです。 ありがとうございました。
※沢山やり取りさせて頂きましたメールから一部抜粋させていただきました