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A175 ランサーターボ レストア特集



ランサーターボ EX A175 レストア 特集
Mitsubishi Lancer EX Turbo A175


他2台もレストアしています

1台ずつレストアされていく様子を
過去の記事をつなげて見やすく編集してます。
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175
A175 ランサーターボ レストア A175 ランサーターボ レストア


1.ランタボ加工の様子(2013.10.10 )

 
ランタボ レストア ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

  さてさて今回からランタボのレストアの様子なんかを紹介していきたいと思います。

広範囲な修正が待ち構えておりますので長期入院となりそうなランタボですが妥協はしない作業を心がけて進めて行きたいと思います。


 
 
ランタボ 部品取り ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

  何故かもう一台あるランタボ。
そうです!
朽ち果てたランタボを救う為に少し朽ち果てたランタボが助けにきたのだ!

ん?

このセリフは以前にも言った記憶がありますね…

実はこの車両は前回最終回を迎えたシルバーのランタボのオーナーが今回のランタボ修理の為に役に立つならと、何と有難いことに頂いたものです。

Y様ありがとうございます。

 
 
ランタボ カット ボディ ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

  レストア作業の場合こういったカットボディがあると修正にかかる手間は大きく変わってきます。

もちろんカットボディの状態にもよりますが写真のオーナーが持ち込んだリヤ廻りのボディはかなり状態は良い物でしたね。

 
 
ランタボ カットボディ ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

  特にこの部分は…
 
 
ランタボ サビ ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

 
修正するボディ側はこんな酷い状態だったりします。
 
 
ランタボ サビ 錆 ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

  穴が空いちゃったりして。

ここを1枚の鉄板から再生することももちろん出来ますが非常に手間と時間が掛かるのはご想像頂けると思います


レアすぎる昔の車両は別としてレストアを考えている方は部分的にでも現在より程度の良いボディ探しから始めるといいかもしれません。

 
 
ランタボ ボディ 修理 ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

  錆び錆びの部分は無くなりスッキリしたボディ。

とにかーく錆びているパネルは全て取り除きます。

パネルを再生する場合は切り取り前に寸法を測って型紙を作ったりするのですが今回は強い味方がいるのでドンドン切断していきます。

 
 
ランタボ ボディ 修理 ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175
スッキリサッパリしたぜ。
 
 
ランタボ ボディ 修理 ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

  リヤフェンダーは錆が発生している一部分をカットして…
 
 
ランタボ 鈑金 ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

  切り張り修正。
 
 
ランタボ カットボディ ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

  カットボディから脱着する際に溶接箇所を剥がし穴が空いたリヤトレイも
 
 
ランタボ カットボディー ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

  穴を先に溶接にて埋めてしまいます。

こうすることによってスポット溶接での接合が可能となります。

 
 
ランタボ カットボディー ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

 
 
ランタボ 修理 ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

  そしてスポット溶接をしますと助けに来たカットボディと合体します。

どうですか?2つが1つになる瞬間です。素晴らしい復活ですね。

と、こんな感じで部分的にネチコチ復元している訳ですが集中してると、あっという間に1日が終わってしまいます。

何とも更新が遅いHPですが定期的に紹介してまいりますのでこういうの好きな人お楽しみに!


2.ランタボ加工の様子(2013.12.28 )


 
ランタボ レストア ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175
見るからに怪しいバックパネルだ。
  さてさて最後の話題は例のランタボです。

レストア作業は朝から初めて夜には終わったりはしないので根気とやる気と元気が必要な作業です。

特に車内に入り一日中永遠と広がる錆と戦っていると心が折れそうになったりするので不屈の精神力が一番重要です。

 
 
ランタボ レストア ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

  今回戦っているのがバックパネルですね。今まで携わったほとんどのランタボがここに写真のようなダメージがあります。

このバックパネルは前回製作したランタボには新品のものを当たり前のように取付しましたが新品などはもう存在しませんので鉄板からネチコチ作っていきます。
 
 
ランタボ レストア ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175
  こちらは部品取り車のバックパネルの状態。やはり同じような状態になってます。
 
 
ランタボ レストア ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175
  まずはヤバイところは切断。

削って錆がなくなれば問題ない場合もありますがこのように穴が空いている所はどんどんカットしていきます。

こういったレストア作業のコメントは毎回毎回同じこと書いたりしますがその辺りは気にしないでお読みください。m(_ _)m
 
 
ランタボ レストア ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175
  新しい1枚の鉄板から同じ形のものを鋏で切り取り溶接していきます。
 
ランタボ レストア ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

  こんな感じで一番奥のパネルは完成。
 
  ランタボ レストア ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175
これが外側のパネル。ここは切断してから単体で切り張りで復元しておきます。

順番的には奥からの修正が基本ですのでフロアの錆取りまたは切り張りして立ち上がりのパネルを修正後、この外側のパネルを溶接します。
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

  外側のパネル溶接後。こうしてやっと中のパネルも新品になり電機が通る状態になりますのでいよいよスポット溶接機の出番ですね。

当たり前ですが錆の状態では溶接はできませんし少しでも錆が残っていますと溶接時に穴が空いてしまったりします。
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175
  そんでスポット溶接で純正の状態より少しスポットの数を多く接合していきます。

多くする事でもちろん剛性がUPするのですが部分的な溶接なので間隔はいつものスポット増しと比べると少し広いですね。

さて次回もランタボ復活作業を中心に…
あ!そうだ。

ロードスターの加工もやっているのでこちらも少し紹介できたらと考えております。

マニアな方お楽しみに!



3.ランタボ加工の様子(2014.3.08)


 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理
ランタボ レストア
 
さてさて。

毎回お送りしてるランタボの修理状況です。


今回修理する箇所は左ピラー下側とフロアパネルですね。

マニアの方には面白く、また全くの素人の方には復元がどのように進むのかがよくわかると思います。

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 フロア ランタボ
ランタボ レストア
  今回修理する怪しい怪しいフロアパネル。

嫌な感じがします。


フロアの上にはアンダーコートやマットが敷かれており通常は目にする所ではありませんが長年の雨漏れによる腐食とは…
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 フロア
ランタボ レストア
 
ランタボ レストア 錆 修理 フロア
ランタボ レストア
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 フロア

  どうやらかなり昔に修理した痕のようです。当時もおそらくかなりの錆があったと推測されますが錆を切り取りして鉄板を溶接するといった簡易的な補修。

その錆取りが不十分だったのか雨漏れの原因となる部分の修理が不完全だったのか、修理後も錆は広がりこのような状態になってしまったと思われます。
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 
このピラーの下側からフロア、サイドシルにかけてのパネルは何枚ものパネルで構成されてますので1枚1枚再度接合する事を考えながら切り取っていきます。
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 フロア

  切断
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 フロア

 
幸い今回の修復には部品取り車という強い味方がいるのですが近い年式ですのでやっぱり錆びてる(笑

それでもうまく部品取りと現車を組み合わせ、切り張りしながら製作したいと思います。
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 フロア

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 フロア

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 フロア

 
パネルを剥がす際の溶接部分の穴も…

 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 フロア

 
埋めていく。

 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 フロア

 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 フロア

  こうして出来上がった各パネル達。

さてここからが楽しい復元の時間ですね。



まずはフロアから溶接。
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 フロア

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 フロア

  キャビンの立ち上がりのパネル。

フロアと一緒にスポット溶接。これが2パネル目

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 フロア

  シルパネルインナーの溶接で3パネル目。ここのパネルはフロアとシルパネルアウターとの3枚同時に接合する。写真にはないけど上記で製作したフロアのブラケットは1〜3パネル目の裏側に溶接。これが4パネル目。
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 レストア 錆 修理 フロア スポット

  溶接は半自動溶接機MIGとスポット溶接機を使い分けます。基本的に挟める所は全てスポット溶接機を使用。
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 サイドシル ランタボ

 
インナーピラー下側も切り張りしたのでここで5パネル目。

インナーの仕上がり。今後錆が出ないように錆止めと塗装をしっかりと施工する。写真で茶色く見えるのは通電する塗料、スポットシーラーといってスポット溶接する中のパネルに塗布するものです。
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 レストア 錆 修理 サイドシル

  アウタパネルを溶接してこれで一先ず形になりました。

これで6パネル目


 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 レストア 錆 修理

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 レストア 錆 修理

  工場の隅で一人でネチコチ作ってますので他のスタッフも、最初はどうだったとか、あんまり知らないんじゃないかと思ったりします。


これを見たみんなの方が知ってるかも(笑)
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 レストア 錆 修理

 
最初の状態はこんなんでしたからね。
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 レストア 錆 修理



4.ランタボ加工の様子(2014.4.12)


 
レストア 錆 修理

   
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

  今回もまたランタボのレストアの様子を紹介していきます。

前回は左側のフロアとサイドシルの復元でしたが今回はその右側とカウルトップを進めていきます。

右側の状態は左側に比べると更に酷く…より大掛かりな作業になりそうです。

右フロアとキャビン。

ピラー内側には雨水が流れた痕がある。
写真は穴の上から新しいパネルを置いてシーリングで塞いだもっとも安易な修理方法。

安くて早く仕上げるならベストですがこういった修理はあんまり好きじゃないんでウチではやらないです。

 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 

作業紹介の前に…

写真の鈑金職人は何を隠そう私の師匠です。

ここ最近の入庫状況から一人での作業に少しばかり限界を感じていたのですが…

作業に対する考え方や修理方法が異なる職人を募集して雇うと、意見の食い違いから決してうまくいかないと常日頃から思ってまして、どんなに忙しくとも見習いと一緒に頑張って訳なのですがついに厳しいと判断しました。。

特に加工や改造、レストアなどといった通常の鈑金とはまた少し違った作業は経験がないと出来ませんのでもし募集をするならばその職人の作業を見て判断しなければなりません。

それもまた時間が掛かるし面倒。

ましてその作業が気に入らなければお断りしなければならず、それもどうにも申し訳なかったりするわけです。


であれば…いるじゃないか、一人!


って事で私に鈑金のいろはを教えてくれた師匠に声を掛けてみた次第です。

師匠であれば基本的に考え方と手法は似てますのでスムーズに仕事が進むのは間違いないです。

師匠は私がよく作業するFRP関係の作業はやりませんがレストアや鈑金加工はとても上手な腕前で溶接に関する知識も豊富な方です。

実はもう既に引退をされてたのですが、しばらくの間、手伝ってくれる事になりました。


工場に小さくて話好きなおじいちゃんがいたら、それが私の師匠の西村さんです。

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 
右ピラーと同時に進めているカウルトップ。これも過去の修正痕が目立ちます。

前回修理した時には錆対策なのかパネルボンドを多用し溶接はほぼされてない状態。

何故か至る所にパテが入りピラー先端まで少しパテで伸ばしてありました。


ここら辺も含めて錆が発生してる場所は切断していきます。

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 
ボディの切開は出来る限り小さく抑えたい所なのですが、これだけ腐食が進んでますとやはりここまで切らないとなりません。

ここまで切断したとしても錆が全て取り除ける訳ではなく、ある程度の所で新しいパネルを貼り付けます。

あとはいかに今後の錆の進行や発生を抑えられるかが大変重要なポイントになります。
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理
酸素溶接も非常に丁寧で上手です。
 
部品取り車と合わせて切断したパネルを切り張りしていきます。

師匠は生粋の鈑金職人で鈑金屋になる前は何をやってたんですか?と尋ねると、
「子供だよ。」と答えたりします。

ちなみに同じく鈑金職人の父親を持つ師匠は8人兄弟の末っ子で兄弟は全員鈑金職人という、信じられないような家系です。
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 
もうすぐで70歳に近いですが全然フットワークは軽いです。

長年、染み付いてきた技はやはり体で覚えており手際よく作業は進みます。

ただし最近の機材を使った作業方法や素材の違いによる修正方法などは全く知らない様子でしたのでこの辺りはオイラとタッグを組んでいきたいと思います。






確かに今オイラがここでこの仕事をしてるのは西村さんのお陰ではあるけれども、しかーし、、、、その後姿を見ていると20年前にいろいろいじめられた事を思い出したりもします(笑)
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理
真鍮溶接をする師匠。趣味はビリヤード(四つ玉)鮎釣り、紙飛行機作りなど
 
とりあえず鮎釣りの解禁までは時間に余裕があるとかなんとか、ムニャムニャ言ってたけどレストア待ちのお客様も多々いることから、しばらくの間作業を手伝ってもらおうっと。
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 
ランタボ乗りならすぐわかる、このパネル!

コアサポートとフレームを繋いでるパネルですね。結構錆びやすいようで部品取り車共々NG。鉄板から製作したものがこちら。
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 
ここまで作業が進んできますと部品取り車のランタボもバギーみたいな状態になってきました。

大活躍ですね。

この日は外で切断作業をしてたので入間アウトレットパークに行く方達から注目を浴びていました


 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 剥離

 
溶接で固定されているカウルトップも部品取りから脱着して剥離していきます。

 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 剥離

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理 剥離

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 
裏側も塗料と錆を落とし防錆処理。

ここはカウルトップ中央のアミの箇所に水が入るとフードレッジ脇の穴から流れる仕組みなっている為、湿気がこもり易く、錆が発生しやすい部分だと思われます。

前回の補修では切断後、パネルボンドで固定してましたが今回はスポット溶接で溶接していきます。

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 
さて、右ピラーとフロアの修正の続きです。
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

  錆の上から板を張っていただけの状態でしたが写真のように修正できました。
 
 
ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理
そうとう錆の進行がありそうな感じだ。
 
次回はいよいよエンジンを降ろして右のフードレッジとコアサポートに手が入ります。

全国のランタボファン並びにレストアマニアな方お楽しみに!


 
助っ人登場で作業の回転が速くなってます!ご予約頂いてるレストア作業のお客様、頑張ってますんで今後ともよろしくお願い申し上げます!!






5.ランタボ加工の様子(2014.5.31)



 

ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆 修理

 

さて最近、密かなブームがおきていると言われている?ランタボのレストア作業の続編です。

作業が進むに連れて…

あーあそこも気になる。

えーこっちも錆びてるじゃん!

ここまでやったら、そこもやっちゃうか!

と多くのレストア経験がある人なら思う事な訳ですが行きつく所はエンジン脱着なのだ。

エンジンが在るがゆえに見えてるけど手が届かなかったり作業の妨げになるので結局、妥協しないと降ろしちゃう。

この車両は部品取りからフードレッジを移植する為にエンジンを降ろしましたがエンジンがないとやはり作業性は抜群に良いです。



 

ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175 錆止め

 

事故を起こしての修理とは違うのですが交換作業に伴い車体計測を行い溶接作業に入ります
 
 

レストア 錆 修理

 

エンジンがないとフレームの錆がよく見えるのでフレームの錆取りが始まります。

そして錆を取っていくとエンジンハーネスやら細かい部品が邪魔になるんでドンドン脱着して行くと最終的にはエンジンルームにビス1本もない状態になってしまうのであーる。
 
 

レストア 錆 修理

 
レストア作業自体まず何度も行う事はないと思う作業ですので余裕があるならここまでバラしてやりたい所。

ボディがこの状態になりますと防錆処理(シーリング、アンダーコート)などの作業性も大変良いです。

 
 



 

ふと工場を見渡すと…

ランタボ2台にミゼットとロードスター(加工改造オールペン)といったマニアックな車たちに囲まれて作業をしてたりします。
 
 

レストア 錆 修理

 
 

レストア 錆 修理

 
 

レストア 錆 修理

 
 

レストア 錆 修理

 
 

レストア 錆 修理
ちなみにスポットの数は純正に比べるとはるかに多く打ってます。
   
 
 
防振、防錆、防音に優れた
BPコーポレーションのアンダーコーティング



シーリング 防振 防錆 防音
 

こちらの作業はシーリング材の吹き付け作業。

シーリングといいますとパネルとパネルの隙間に入れるイメージがある方も多いかと思いますがシーリング材そのものを特殊な機材で写真のように粒状に吹き付ける事が可能となります。

これにより非常に弾力性に優れたシーリング材が満遍なくパネル裏側に付着して防錆、防振、防音に優れた塗膜を作るのです。
 
 

シーリング 防錆 防振 防音「

 

この作業は多くの自動車のホイールハウスやフロアなどに有効だと思います。修理などに関係なく防振や防音を強化したいのならオススメする作業でもあります。

この状態を見て新車の状態と異なると思う方もいらっしゃると思いますが効果や効能を重視するならば仕方がない事です。

通常の新車のような感じでのアンダーコートの吹きつけももちろん作業可能です。



 
 

シーリング 防錆 防振 

 

シーリング吹き付けの後に黒の塗装を行いますので違和感はないかと思います。

興味がある方是非お問い合わせくださいませ!

 
 

レストア 錆 修理 剥離

 

続いてこちらは車内側のアンダーコート。

こちらのタイプは吹き付ける訳ではなく5ミリほどの厚みのシートを熱で溶かしパネルの形状に合わせて密着させていくタイプになります。

 
 

レストア 錆 修理 剥離

 
 

レストア 錆 修理 

 

ラゲージマットを引いたりインパネが装着されたりしますと全く見えない箇所ではありますが見えない部分でもしっかりと仕上げます。


塗装は2色を使い分け、古いシーリングは可能な限り除去。
今回オーナーを長年にわたり悩ましていた車内への雨漏れはこの古い劣化したシーリングが原因の一つでした。
 
 

BPコーポレーションの防錆処理

レストア 防錆 

 

そしてこれは導入したばかりですが防錆剤を吹き付けるスプレーガン。

ノズルの先端は360度に吹きつけ出来るように拡散式になってます。

これにより防錆剤が的確に内部に行渡り今まで浸透が難しかった袋状のパネル
内部全体に塗布が可能です。



 
 

レストア 防錆 修理

 

こういったロッカーパネルやサイドフレーム交換の作業に特に威力を発揮するガンですが修理の時のみならず予防といった意味では新車時から塗布しておくのも効果的であると思います。

冬場、雪道での走行が多い車両や海の近くの車両などは錆びやすいので特にオススメしたい作業です。

いくら外側をメンテナンスしても内側からの錆には勝てません。あちこちから発生する錆を見て嫌な思いをされた方も多いのではないでしょうか?

この防錆処理だけを行いたい方もお気軽にお問い合わせくださいね。



 
 

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ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175

 

次回はいよいよ全塗装の様子かも!

お楽しみに。



5.ランタボ加工の様子(2014.10.14)



ランタボレストア 特集

 

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さてさて、ついに完成がまじかなA175ランサー。

外装の塗装も終了して磨き作業に入っています。実は急遽エンジンを降ろしているついでにエンジンのリフレッシュも一緒に行おう!

ということになりまして究極の三菱(ランタボ)専門ショップ、シリウスさんと協力することになりました。

ランタボの修理をちょくちょく行うようになってから、よくそのショップ名が耳に入ってきておりました。

お会いできて光栄です。

いろいろお世話になってしまいましてありがとうございます。
 
 

ランサーターボ EX A175 レストア 特集 Mitsubishi Lancer EX Turbo A175なんと!ヘッドランプはシリウスさんで新品が購入できます!ランタボオーナーのみんな急げ!
 

約1年ほどのお預かりですが、出会ったのはついこの間のような感じです。

今回は骨格内部までかなり手を入れたので私自身A175ランタボの構造に関しては大変勉強になりました。

なんといっても部品取り車も←ここまでバラバラにしましたからね。
 
 

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実は作業でガラスを全部脱着しましたので、ついでに全てのガラスに断熱フィルムを施工させて頂きました。

これは効果が期待できますね〜

 
 

ランタボ エンジン脱着

 

みんなの協力があって一つの車が完成していきます。
 
 

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修理(レストア)するならば必ずやらなければならない事。
それは水の通り道の改善と確保です。

外装パネルの修理は比較的簡単ですが内部の見えない箇所の修理は非常に手間隙がかかります。せっかく修理しても水がしっかり流れないとまた同じように錆びてしまったり車内に入り込んでしまったりします。

またこういった水抜けの悪さは湿気がたまりやすく他の箇所にも影響を及ばす可能性もあると思います。錆が発生して穴があき、その箇所の修理と向き合って始めて、次の改善の案が思いつくものです。

そういった事を考えながら作っていきました。うまくボディが長持ちしてくれる事を祈ります!


千葉県 K様 レストアのご用命ありがとうございました。長い間お預かりしてスミマセン。今後ともよろしくお願い致します。









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